『文賢』というツールを1ヶ月ほど利用してみました。
文賢は、
- 文章添削ツール
です。
ネット上に無料で使える文章添削ツールはありますが、文献はそれを数段階レベルアップさせたツールです。以下では、文賢を1ヶ月利用してみての感想を書いていきます。
文賢の公式サイト↓
1 文賢はライター初心者こそ使うべきツール
文賢を製作している会社は『株式会社ウェブライダー』です。ブロガー・アフィリエイターならお馴染みの、あの松尾茂起さんが代表を務める会社です。
1.1 初期費用と月額料金がかかる
まずは文賢のお値段から。
- 初期費用:10800円(税込)
- 月額利用料:1980円(税込)1ユーザーライセンス
と、安くはありません。
1.2 文賢の使い方
文賢はWebブラウザで使います。ですから、
- Google Chrome
- Safari
で使えます。
文賢的にはGoogle Chromeを推しておりました。(Google Chromeの拡張機能を使えば、文章をそのまま文賢に送ることができる)
使い方の流れは以下の通り↓
- 文章作成
- コピーして文賢に貼り付ける
- 文賢が文章をチェックしてくれるので、指摘されたところを直す
という3ステップです。
試しに上記の文章をコピーして、文賢にコピペしてみました。
文章添削は3つの面から行ってくれます。
- 文章表現
- 校閲支援
- 推敲支援
私は、校閲支援と推敲支援をメインに使っています。
1.3 自分の文章の癖が分かる
文賢を使うなら早ければ早い方がいいと、私は思っております。なぜかというと、
早くから自分の文章の悪い癖を見つけた方がいい
からです。
- 語尾が「です」ばっかり
- 「、」をつけないので長くて読みづらい文章になっている
- 半角数字と全角数字が混合している
- 「なります」を間違って使っている
- 二重否定表現を多用している
- 同じ助詞を連続で使用している
などなど、
自分では気がつかないような『癖』を、文賢は指摘してくれます。
1.4 『音声読み上げ機能』が便利
文賢には『音声読み上げ機能』があります。1クリックですぐに文章を読み上げてくれるので、便利です。
耳で聞くと「あ、ここの表現おかしいかも」というのが分かったりするので、オススメの機能です。
1.5 編集者は必須のツール
ライターの文章をチェックする編集者にとって、文賢は必須のツールになりそうです。追加のライセンス料がかかってしまいますが、ライターさんに「文章を送る前に、文賢で誤字脱字のチェックよろしく!」と伝えておけば、自分がやる必要のある編集の手間が省けます。
おわりに
文賢を数回も利用すれば、自分の癖が分かるはずです。そうなれば文章作成中に「あ、ここはよくやる間違いや!」と、文賢に頼らなくてもミスに気がつけるようになります。
文賢の利用料は少々高いですが、ライター初心者こそ利用するべきツールだと思っております。
『変な文章のまま』書き続けて、変な癖が固定化されるのが一番怖い
ですからね。
文賢の公式サイト↓